消火器の訪問点検にご注意

訪問点検の危険性

消火器の不適正な点検や、高額請求の被害が各地で多発しています。
特に消火器をたくさん設置している防火対象物を狙ってきます。
例:支店・出張所等の出先が多い事業所、スーパー・百貨店、私立の学校・幼稚園など

悪質な業者は出入りの点検業者を巧妙に装い、正規の契約業者の点検内容をみ見て点検の理由をでっちあげます。
相手が点検の承諾をあいまいにすると、すばやく消火器を集め出すなどしてきます。

また、点検の内容を説明せずに、一見合法的な書面に署名・押印を求めてきます。
点検等の理由付けが記入された、一見合法的な契約書を提示してくる場合もあるので注意が必要です。

そしてしばしばその悪質さはエスカレートする場合もあり、相手が悪質な業者と判断し、断ろうとすると途端に居直ったり、脅迫的な言動に豹変する場合があります。
そのような場合は直ちに近くの警察署、消防署に通報するようにしてください。

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トラブル防止のポイント

悪質業者と思ったら以下の項目に照らし合わせて、契約業者であるかを確認しましょう。

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トラブル事例集

1.私立高校の事例

休日、学校に電話があり、「今から消火器の点検に行きます。」と言うので、いつもの点検業者だと思い承諾した。数分後に3人が事務所窓口に来たので事務員がサインをした。
2時間後に集金に来ると言うので内容を確かめたところ、高額であることに驚き、警察や弁護士に相談した。騙されたのだから支払いの義務はないとの見解だったが、その点検業者から、裁判所に訴えるなどの脅迫的な言動もあり、後々面倒と思い支払うこととした。
●請求額/消火器65本 詰替 1,477,000円

2.薬品会社の事例

「消火器の点検に来ました。」と言って窓口の女子事務員に契約書にサインを求め、消火器32本を集めて持ち去った。数時間後、消火器を持参、薬剤詰替え代金の支払いを求められたが、不当に高額であったため社内で問題となり紛糾した。
会社の信用問題もあるので、不当な請求を承知の上で支払をした。
●請求額/消火器32本 詰替 516,000円

3.運送会社の事例

「消火器の点検に来ました。」と作業着を着た3人が会社窓口に現れ、出入りの点検業者だと思い点検をお願いし、契約書の内容もよく見ずにサインをした。
他の社員が、いつもの点検業者と違うことに気付き、中止を求めたが、もう点検しているからと、点検料金を請求された。抗議をしたが、点検業者は契約書のサインの有効性を主張し、紛糾した。脅迫的な言動もあり、会社の信用を考え支払う約束をした。
●請求額/消火器30本 詰替 315,000円

4.電力関係会社の事例

会社から離れた場所にある倉庫において、「消火器の点検に来た。」と言って、消火器を集めて持ち去った。その際、契約書にサインを求められたが、預り書と思いサインをした。数時間後、騙されたことに気付き、会社に連絡した。出入りの点検業者と誤認して承諾したものであるため、警察、弁護士と相談の上、「支払わない。」とその点検業者に伝えた。消火器は、その点検業者が持ち去ったままになっている。
●請求額/消火器9本 詰替 233,000円